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盲導犬ユーザーに学ぶ うるまで市民講座


盲導犬ユーザーに学ぶ うるまで市民講座 アイマスクを着用して歩行体験をする参加者と、指導する講師の桐原好枝さん(右から2人目)=10月19日、うるま市の生涯学習・文化振興センターゆらてく
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 【うるま】うるま市生涯学習文化振興センターは10月19日、視覚障がい者と盲導犬について学ぶ市民講座「ワンダフル・ウォーク盲導犬とのんびり私」を生涯学習・文化振興センターゆらてくで開催した=写真。
 40代に全盲となった盲導犬ユーザーの桐原好枝さん(74)=北谷町=が講師を務めた。ラブラドールとゴールデンレトリバーの交配種の盲導犬のルート君(オス、8歳)について、「おとなしく従順な犬種で、盲導犬は沖縄に10頭しかいない」と紹介。「盲導犬はハーネスを付けている時は仕事中なので触ってはいけません」など注意点を伝えた。
 参加者はアイマスクと盲導犬を頼りに、視覚障がい者の歩行を体験した。(喜納高宏通信員)