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男女とも長寿日本一村へ 北中城 村民大会で健康づくり決意


男女とも長寿日本一村へ 北中城 村民大会で健康づくり決意 村民大会で健康長寿日本一に向けて決意を新たにした村民や関係者ら=6日、北中城村総合社会福祉センター
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【北中城】村民の誰もが健康で幸せに暮らせる地域づくりを推進しようと6日、北中城村総合社会福祉センターで「健幸長寿の村きたなかぐすく村民大会」が開かれた。村民や自治会長など関係者が集まり、健康長寿の村を目指すための決意を新たにした。
 厚労省が5年ごとに発表する市町村別平均寿命で、北中城村の女性は2005年から3期連続で全国女性長寿日本一だった。しかし今年5月に公表された20年の順位では、15位に後退した。平均寿命は2005年が89.3歳で、10、15年が89.0歳、20年は88.7歳となった。
 大会では健康づくりのために地域で活動する住民ボランティア「フレイルサポーター」が登壇し、大会宣言を提案した。運動習慣を身に付け、地産地消で健康な食事を意識することや社会参加することを盛り込み、採択された。
 比嘉孝則村長は「村民一人一人が健康と地域の支え合いの意識を持ち行動することが大切だ。村民一丸となり男女ともに長寿日本一の村を目指そう」と決意を述べた。 (石井恵理菜)