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38種目で熱戦、新記録続出 国頭村児童五輪


38種目で熱戦、新記録続出 国頭村児童五輪 第32回国頭村児童オリンピック4年男子100メートルで駆け出す児童ら=11月4日、かいぎんフィールド国頭
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 【国頭】第32回国頭村児童オリンピック大会が11月4日、国頭村のかいぎんフィールド国頭で開かれた。大会は新型コロナウイルスの影響による2回の中止の後、2年連続で開催された。

玉城佑夏さん(6年) 100メートル4度目V
 村教育委員会、村子ども会育成連絡協議会の主催で開催された。トラック24種目、フィールド14種目で熱戦が展開された。村内在住の小学生を9チームに編成。児童数減少によるチーム事情を考慮し、リレーに限りこども園の園児の出場も認めた。村内小学校全児童数223人中162人が参加した。
 開会式で奥間小6年の鏡地チームの岩淵琉希さん、小林宗雅さん、辺野喜一之将さんの3人が「私たち選手一同は、ヤンバルクイナのように速く走り高く飛び、カエルのように遠くへ飛び、やんばるで力強く育つことを誓います」と宣誓した。
 女子100メートルに出場した、奥間小6年の玉城佑夏さん(比地・奥間チーム)は、中止となった4、5年の時を除き、1年生から3年生までと今回で、見事4度の優勝を達成した。今年が最後の大会となった玉城さんは1、2、5年の100メートルの大会記録保持者でもある。
 新記録が誕生した種目は次の通り。(敬称略)
 【トラックの部・100メートル】1年男子=與那嶺丈(兼久・辺野喜)▽3年男子=稲福志軌(桃原)、宮城蹴汰(兼久・辺野喜)
 【トラックの部・800メートル】4年女子=仲間也栖(比地・奥間)
 【トラックの部・400メートルリレー】上島・西平
 【フィールドの部】
 ジャベリックボール投げ4年男子=小川莞士都(比地・奥間)▽同5年女子=宮城れな(浜・半地)▽走り高跳び4年男子=辺野喜柊吾(鏡地)
 (新城高仁通信員)