有料

沖縄市、文化協が舞台発表会 しまくとぅばで熱演


沖縄市、文化協が舞台発表会 しまくとぅばで熱演 しまくとぅばを残す大切さをアピールした舞台発表会=11月4日、沖縄市民小劇場あしびなー
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【沖縄】沖縄市文化協会第46回文化祭・しまくとぅば部(津嘉山寛喜部長)の舞台発表会が11月4日、沖縄市民小劇場あしびなーであり、ほぼ満席の市民が楽しんだ=写真。
 劇の演目は「まさかひゃー」。部会員11人が出演し、LGBTのテーマも盛り込んだ劇をコミカルに演じ、会場の笑いを誘った。
 しまくとぅばを話せる世代を育てることを目的に、越来保育園の園児18人も「にじりめー(おにぎり)ころりん」を演じた。 津嘉山部長は「使(ちか)てぃ残(ぬく)ちいちゃびらな私達(わったー)しまぬくとぅば(使って残そう、私たち島の言葉)」とあいさつ。
 市語やびら大会で最優秀賞の安慶田中1年の石原蒼唯さんの作品発表もあり、最後は会場一体で「しまくとぅばジントヨー」を斉唱、和やかに雰囲気に包まれた。 (岸本健通信員)