【南大東】南大東村で農業と漁業に従事する比嘉一徹さん(38)=村池之沢=は11月10日、ナワキリ(クロシビカマス)釣りに出かけた。島の東・海軍棒から北側で午後9時ごろ、ナワキリとは異なる強い引きを感じ、体長170センチ、重さ51キロのヒレナガカンパチをゲットした。
餌はナワキリの身で、深さ200メートルで重りが海底に着いたと同時に当たりを感じた。最初は「根掛かりかな?」と思ったという。ウインチ類の一種、ラインホーラーなどで10分ほどかけて釣り上げた。
お裾分けをもらった人は「透明感があり脂が乗っている。甘みが感じられ、ものすごくおいしかった」と声を弾ませていた。
(池田羊子通信員)