スポーツと食楽しむ　中城・久場、４年ぶり運動会

　【中城】中城村久場自治会は１１月５日、久場公民館横グラウンドで４年ぶりに第１８回久場区民大運動会を開催した。３０の種目に多世代が出場できるよう趣向を凝らし、選手兼裏方スタッフの二刀流の姿もあった。お昼時間には秋空の下、手作りそばと持参したおにぎりを頬張り、スポーツと食欲の秋を満喫し、区民同士の交流を楽しんだ。
　幼稚園生以下チームと小学生チーム、老人会チームの玉入れでは上下の屈伸運動がスムーズな幼稚園生以下チームが勝利。男女対抗の綱引きでは１敗した女性チームに途中から助っ人が加わり、１勝１敗だった。５種競技では棒の両端に水２リットル入りのペットボトルを担いで走る種目など「見て楽しい、競って楽しい」内容で会場を沸かせた。
　運営では周知のアナウンスを子ども会が担当した。備品運搬や進行は、役場の地域盛り上げ隊と中高校生が中心となり、昼食のそばを青年会と民生委員児童委員が担当した。新垣和昭自治会長は「積極的に参加してもらい、特に子どもたちは出番も多く楽しそうだった」と笑顔で話した。　（儀間由紀美通信員）