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地域電器店存続戦略は 沖縄市で店主参加しセミナー


地域電器店存続戦略は 沖縄市で店主参加しセミナー 沖縄市の農民研修センターで開催された、まちの電器屋さんの生き残り戦略の講演の参加者ら=6日、沖縄市の農民研修センター
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 【沖縄】地域で家電販売などをするアトム電器沖縄地区本部は11月6日、アトムチェーン本部(大阪府)の創業者の井坂泰博会長を招き、沖縄市の農民研修センターで、地域電器店の生き残り戦略についての講演を開催した。セミナーには沖縄市をはじめ離島や県外などから66人の家電屋店主らが参加し、地域電器店と量販店の違いや、必要な戦略に耳を傾けた。セミナーの中ではアトムチェーンで実際に活用されているマニュアルも紹介した。セミナーは地域の電器店を招くことで、業界全体の底上げを図る目的があるという。
 井坂会長は地域電器店におけるニュースレターの重要性を語った。「ニュースレターがいらない人は7~8割で、そういう人は量販店で買う。ニュースレターがいる2~3割の人が地域で買い物をしてくれる」と説明。量販店にはないサービスを必要とする層に向けた取り組みの重要性を語った。 (福田修平)