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「尚円王絵巻」あでやかに 西原まつり マーチングや花火も


「尚円王絵巻」あでやかに 西原まつり マーチングや花火も 西原まつりの絵巻物語で、舞台上から四つ竹演舞を観覧する「尚円王」ら=西原町東崎公園
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 【西原】第24回西原まつりがこのほど東崎公園で開催され、初日オープニングは西原高校マーチングバンドが飾り、seven oops(セブンウップス)とパーシャクラブのコンサートの後、花火を楽しんだ。2日目の夕方からは西原町建設協力会(玉城正則会長)によるチャリティー抽選会があった。玉城会長から西原町へ30万円の寄付があり、崎原盛秀町長が目録を受け取った。
 夜の「尚円王&琉球絵巻」のショーは、西原町文化協会や伊是名尚円太鼓などの協力で荘厳に行われた。三司官らを従えた尚円王役の池原輝飛さん(20)が、舞台中央に鎮座すると、54人の四つ竹群舞があでやかに舞った。
 町文化協会琉舞部会の阿波根直子部会長は「中学生から出演した四つ竹の稽古は9月から13回行った。若い子は覚えが早い」と笑った。
 三司官役を演じた西原町海外移住者子弟研修生のカンシリエリ宮里まゆみメルセデスさん(28)=アルゼンチン=は「時間をかけて30人以上のメイクと着付けをした方々に感謝する。このまつりがとても大切なものだと感じることができた」と丁寧に話した。
 (小波津昭子通信員)