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オープンガーデン開催/南城の14カ所、あすまで


オープンガーデン開催/南城の14カ所、あすまで 津波古繁正さん(中央)宅のオープンガーデンを訪れた上村千史さん(左)=12月1日、南城市玉城奥武区
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 【南城】丹精込めて育てた個人宅の庭を多くの県民に公開し心を癒やしてもらおうと、南城市観光協会が進めている「オープンガーデン」が4年ぶりに開始され、県内外から多くの人が訪れにぎわっている。
 「南城市憩いのオープンガーデン」は22回目。1日から10日まで、14カ所の庭をマップを見ながら見学できる。南城市地域物産館のほかシュガーホール、うるま市豊原の「幸和ガーデン」、宜野座村の「道の駅ぎのざ」など9カ所で500円のパスポートセットを販売している。
 初日の1日に南城市玉城の奥武島に渡る橋の手前にある津波古繁正さん(76)宅を訪問した上村千史さんは「見に来てよかった」と笑顔を浮かべた。
 津波古さんは「花鉢に水をまくのに3時間もかかる。大風になると大変」と説明。それでも生け花が大好きで庭園造りに取り組む津波古さん夫婦に、訪問客が魅了されている。 (知花幸栄通信員)