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宜野座の十五夜アシビ 演舞で舞台清め郷土史講座


宜野座の十五夜アシビ 演舞で舞台清め郷土史講座 幕開け舞踊で舞方を披露する新里隆博教育長=11月25日、宜野座村がらまんホール
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 【宜野座】郷土史講座「宜野座村の十五夜アシビ」が11月25日、宜野座村文化センターがらまんホールで開催され、多くの来場者が興味深く聴講した。

 幕開けに「舞方」の演者でもあった新里隆博宜野座村教育長が、巧みな演舞を披露、邪気を払い舞台を清めた。

 名桜大学の照屋理教授は「十五夜遊びと文化」と題し、宜野座村の年中儀礼を通じ、繁忙期を終えた時期に農耕儀礼として十五夜アシビが行われることや惣慶区の「ミジタヤー」、松田区と漢那区の「本部大主」について、解釈の違いが反映されて趣が出ていることなどさまざまな検証結果を報告した。

(池辺賢児通信員)