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惣慶の子、日頃の成果披露 宜野座でフェス


惣慶の子、日頃の成果披露 宜野座でフェス 第15回子どもフェスティバルで空手演武を披露する平田空手道場の生徒たち=宜野座村惣慶区公民館
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 【宜野座】宜野座村惣慶区(伊芸勝也区長)はこのほど、4年ぶりの第15回子どもフェスティバルを惣慶区公民館で開催した。多くの保護者らを前に、児童や生徒が学業や稽古の成果を堂々と発表した。

 司会も生徒が担当した。惣慶区の知念正信民謡研究所の門下生で、沖縄民謡協会のコンクールで新人賞、優秀賞、最高賞を受賞した生徒ら13人による歌三線で幕開け。小学生の児童らは運動会で取り組んだダンスを披露した。

 小学4年生の田里駿弥さんは犬猫の殺処分への危惧について自身で学んだ意見を情感たっぷりに発表した。高校生の仲間有希さんとウッドフィン稀杏楠(きあな)さんは、海外語学研修での学びを英語でスピーチした。

 新里美莉愛さん、笑凛さん姉妹は舞踊をつややかに披露。宮城とわさんは童話を発表した。惣慶区英会話教室の児童は英語で自己紹介。平田空手道場の生徒らは迫真の演武で会場を沸かせた。惣慶区ミジタヤー太鼓の創作エイサーは、会場も一体となって盛り上がった。

 (池辺賢児通信員)