【中城】県内の島ニンジン生産量の7割を占める中城村で12日、村が制定した「島にんじんの日」のセレモニーが村役場であった。浜田京介村長が島ニンジンの「旬入り宣言」をし、集まった人たちに地元で生産された島ニンジンを配布した。
収穫は12月から来年2月ごろに最盛期を迎える。今期の中城村産島ニンジンの生産面積は約5ヘクタール、収穫量は前年より10トン多い40トンが見込まれている。
浜田村長は「今年は島ニンジンウイークと題して村内8店舗で島ニンジンが食べられる。これから寒くなるので鍋料理などで楽しんで」とPRした。生産者の安里雄徳さん(58)は「一般のニンジンと比べて鉄分も多く、火を通すとほのかに甘い。島ニンジンで中城村の特産品を盛り上げていきたい」と話した。 (島袋良太)
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島ニンジン旬入り宣言 中城村、セレモニーで配布
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琉球新報朝刊
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