【名護】成人式シーズンの風物詩となった名護の光文字設置に向け、名護市出身の新成人でつくる第29回神ヶ森(じんがむい)光文字実行委員会(廣瀬敬矢実行委員長)は2日から2日間、名護市神ケ森の設置場所で草刈りをした。
草刈りには実行委のメンバーとその友人ら約30人が参加し、約1.5メートルほど伸びた雑草を電動草刈り機やはさみで刈り取った。廣瀬実行委員長は「参加者は黙々と作業している。いろいろな人がさまざまな思いを持つ中で一つの作業に取り組めることはすごい」と感動した。
廣瀬さんの誘いで参加した呉屋大登さん(19)は「(光文字は)毎年引き継がれる。人がいないと成り立たないので、多くの人を呼ぶことや地域への声かけが大事だと思った」と汗を拭った。
同実行委は光文字の電気代や配線、電球の維持費などに必要な資金として、1口3千円を目安に寄付金・協賛金を募っている。目標額は70万円。問い合わせは電話090(6857)9747(廣瀬実行委員長)。募金口座は沖縄銀行名護支店(普通)1809140「神ヶ森光文字実行委員会実行委員長廣瀬敬矢」。 (武井悠)