【西原】西原町文化協会(喜納昌盛会長)による第16回西原町合同展が11月11、12の両日開催され、写真・書道・美術工芸・華道、茶道の五つの部会の展示が行われた。
じっくりと書道を鑑賞していた60代男性(幸地在)は「いろいろな書とそのテキストを味わえた。漢詩だけでなく、論語や芭蕉布の歌詞、井上靖の言葉『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』などもあり、こういうものも書いてみるとよいのだなあと興味深く味わわせてもらった」と語った。
茶道部会が行った呈茶席は、11日は表千家、12日は裏千家が担当し、抹茶と和菓子が振る舞われた。12日の呈茶席では沖縄工業高校の茶道部がお点前と半東を披露し見事にもてなした。お点前をした同校2年の座間味明莉さんと、半東を担当した宮平鈴奈さん。お茶が出されると宮平さんが「一服のお茶で和やかにお過ごしください」と声をかけた。 (小波津昭子通信員)
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沖工生、お点前でおもてなし 西原文化協が合同展、5部会展示
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琉球新報朝刊