【宜野湾】宜野湾市我如古の我如古スンサーミー保存会は11月19日、福岡県のアクロス福岡イベントホールで開催された第65回九州民俗芸能大会に出演した=写真。大会は九州各県の民俗芸能を一般に公開し、魅力に触れてもらうことを目的としている。我如古スンサーミー保存会の踊り手20人、地謡5人が堂々と地元の伝統文化を披露した。同会の大会参加は2015年に大分県で開かれた第54回大会以来で、今回は県教育庁文化財課の推薦を受けて参加した。
ゆったりとした中にも軽やかなテンポがある独特な舞が注目を浴びた。会場には県出身者も訪れ、地元の芸能に見入っていた。保存会の上間栄子会長は「15年の大分大会でも大好評だったが、今回は県出身者の応援もあり、練習の成果も出た。はるばる出かけたかいがあった」と手応えを語った。
引率で同行した我如古自治会の島袋清会長は「九州各県の民俗芸能に劣らず好評だった。これからも後継者を育て、ゆくゆくは県の無形文化財指定を目指したい」と述べた。(名嘉一心)
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我如古の芸能、九州で/宜野湾、スンサーミー保存会
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琉球新報朝刊
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