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三線、合奏 気持ち一つに 国頭村立奥小 全児童6人で学習発表会


三線、合奏 気持ち一つに 国頭村立奥小 全児童6人で学習発表会 学習発表会を終えた児童と職員ら=11月26日、奥区集落センター
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 【国頭】国頭村立奥小学校(仲村章浩校長)は11月26日、奥区集落センターで「みんなで楽しく学習でがんばった成果を発揮しよう!」をテーマに、学習発表会を開いた。会場には、学校の活動状況掲示や6人の全児童それぞれにスペースが設けられた。奥小学校ならではの舞台発表もあり、家族や地域の人々が激励した。
 舞台は全児童による「三線演奏・安波節」で幕開け。地域の先輩たちから指導を受けた奥方言でしっかりと開会のあいさつをすると、会場内から大きな笑い声と温かい拍手が送られた。
 「外国語活動/音楽」では、“ぼくたち奥っ子”として英語で自己紹介。音楽では全員がソロ曲を演奏し、合奏「ミッキーマウスマーチ」を笛とキーボードの息の合った演奏で披露した。さまざまな学習発表の最後は、息の合った勇壮なエイサーで「ミルクムナリ」「三線の花」を披露した。
 5年生の平良聖虎さんが「今日のこの舞台に立つまで、幕開けの三線や楽器演奏の音がうまく出せず難しかった。練習を続けてだんだん上手になり、みんなの気持ちを一つにしてうまく発表できた」と、児童代表のあいさつをした。
 (新城高仁通信員)