【宜野湾】普天間高校美術部の部員らが18日、来年のえとの龍(たつ)を描いた巨大絵馬を宜野湾市の普天満宮に奉納した。部員たちが11月から放課後に絵馬の制作に取り組んだ。巨大な龍の隣には新年をことほぐ「寿春」の文字を添えた。
同校美術部は毎年、絵馬を普天満宮に奉納している。今回で17回目。今年のデザインを担当した川満春菜さん(1年)は「龍の顔をアップにして迫力を出した。新年からみんなが元気になるといいと思った」と説明。「みんなで一緒に色を大量に作ったりし、大変だったけど楽しかった」と話した。新垣義夫宮司は「参拝に来る方も大きな絵馬を見て感動している。生徒の皆さんの練習の場にもなればうれしい」と礼を述べた。
(島袋良太)