集落繁栄願い「スーマチ」　読谷・座喜味

【読谷】読谷村の座喜味棒保存会と座喜味子ども会育成会は、棒術前に行列で円陣をつくる伝統芸能「スーマチ（潮巻き）」を12月3日、座喜味公民館前と座喜味城通りで行った。
　集落の男衆が総出で行うスーマチ。70人が2隊に分かれてどらやほら貝の音の合図で旗頭を取り巻き、迫力ある演武を披露した。座喜味棒保存会の真栄田靖会長は「自治会などの協力で6年ぶりに行うことができた。今回は子どもたちも初めて参加することで伝統を継承して、集落の繁栄を願い行った」と話した。　（喜納高宏通信員）