神ケ森の観音像清掃 新年向け名護市民有志 沖縄


社会
神ケ森の観音像清掃 新年向け名護市民有志 沖縄 名護市東江の神ケ森にある観音菩薩像を清掃する市民ら=12月28日、名護市東江
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護市東江の神ケ森(ジンガムイ)に建つ観音菩薩像の清掃作業が12月28日、実施された。観音像は比嘉鉄也元名護市長が建立したもので、名護市文化財保存調査委員長の岸本林さんと、市民の与那嶺真弓さん、宮城友見さんが参加し、丁寧に拭った。

 岸本さんは「新年を迎える前に、比嘉さんが平和を願って建てた像を磨こうと有志で集まった。夕日がきれいに見られる場所なので、もっと多くの市民に知ってほしい場所だ」と話した。神ケ森では2024年の年始に、新成人による光文字の点灯も予定している。

(池田哲平)