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「暖流3年」が県知事賞 神村酒造の古酒、泡盛鑑評会


「暖流3年」が県知事賞 神村酒造の古酒、泡盛鑑評会 3年古酒で初めての県知事賞を受賞した神村酒造の中里迅志社長(左)と渡久地洋平工場長=7日、沖縄市の琉球新報中部支社
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 【中部】県と国税事務所が実施した2023年度の泡盛鑑評会で、神村酒造(うるま市、中里迅志社長)の「暖流3年古酒40度」が県知事賞を受賞した。同酒造所によると、3年の短さで県知事賞を受賞したのは初という。
 中里社長=写真左=は「他の長期熟成古酒に比べると製造コストが低い。『比較的安く買える県知事賞古酒』としてアピールしたい」と話した。
 年に1人選ばれる「泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」には同社の渡久地洋平工場長=同右=が選ばれた。渡久地さんは「長年製造しているオークだる貯蔵の泡盛で受賞でき感慨深い。社員一同で喜びを分かち合いたい」と話した。(島袋良太)