【うるま】うるま市伊計島の与那城町漁業組合伊計支部が2日、同漁港でハチウクシー(初興し)を行った。各船の家族や島民が乗る漁船に色鮮やかな大漁旗を掲げ、船団による海上パレードが行われた。
伊計集落前の海メーノー(内海)や伊計大橋下から伊計ビーチの周遊で嘉利(カリー)をつけ、帰港後は漁港で子どもたちにお菓子が振る舞われた。
現在も素潜り漁を続ける、伊計支部最高齢で「第三ちさと丸」船長の浦添康則さん(70)は「今年は天気も良くて参加者が多く集まってくれた。今年の航海安全と大漁を願い、最高のハチウクシーになった」と述べた。
乗船した親戚の児童(8)は「初めて船に乗って楽しかった。伊計大橋がきれいだった」と笑顔で話した。
(喜納高宏通信員)