りんご、栄養価アップの切り方も紹介 毎日1個で「医者いらず」 青森副知事が紹介


りんご、栄養価アップの切り方も紹介 毎日1個で「医者いらず」 青森副知事が紹介 青森産のりんごを神原町児童に手渡す小谷知也副知事(左から2人目)と青森県産品PRキャラクター「決め手くん」=11日、那覇市樋川
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 【那覇】青森県の小谷知也副知事が11日、那覇市の神原小学校を訪れ、青森産のりんごの魅力などを紹介する「アップルスクール」を開いた。小谷副知事らは、りんごの栄養価の高さを引き合いに「1日1個のりんごは医者を遠ざけると言われる。毎日1個は食べてほしい」と呼び掛けた。

 スクールには同校5年生が参加した。会場となった体育館には、青森で栽培されている約50種類の品種のうち、ふじや陸奥、王林など9種類の品種が陳列された。中には実の中身がピンク色の品種「御所川原(ごしょがわら)」や、りんご飴などに使われる小ぶりの「アルプス乙女」など県内ではあまり見られない品種も並んだ。

 青森県りんご果樹課の橋本陽子さんはりんごのおすすめの食べ方として、りんごを横にして輪切りにするカット法「スターカット」を紹介し、皮ごと食べることで栄養価もアップすると強調した。また、スクールでは児童に王林とふじがプレゼントされた。

 ふじが好きと語る外間陽音さん(10)は「青森県のりんごの生産量や気温の低さなどにびっくりした。りんごは大好きでよく食べている」と笑顔で語った。

(吉田健一)