宜野座村デイサービスセンターで1月24日、がらまんホール主催の「おでかけ音楽会」が行われ、石垣島出身の田福真美さんが唄三線で沖縄民謡の数々を演奏した。
利用者らは透明感ある高音の美声と三線の音色に心酔し、思い思いにリズムを取りながら楽しんだ。銘苅正士さんの太鼓やギターも素晴らしく、「ひやみかち節」では迫力ある太鼓の独奏で鼓舞した。「安里屋ユンタ」では職員も演奏に合わせて踊り、締めの「豊年音頭」では、全員で歓喜のカチャーシーを踊った。
40分の音楽会を終えた田福さんは「コロナ後、久しぶりに介護施設で演奏ができた。皆さんの喜ぶ笑顔がとてもうれしく励みになった」と爽快に話した。
(池辺賢児通信員)