浦添市は、「ANA BALL PARK浦添」(浦添市民球場)で1月31日、明治神宮野球場のマウンドと同じ仕様に変更した同球場内の投球練習場のお披露目式を開いた。
市民部経済文化局文化スポーツ振興課の諸喜田司課長は「小中高校生にプロ仕様のブルペンを体験してほしい」と話した。
神宮球場は、浦添で春のキャンプを2000年2月から行っている東京ヤクルトスワローズの本拠地。仕様変更はオフィシャルスポンサーであるアイム・ユニバースの協力で実現した。神宮球場で使われている土を使い、傾斜も同球場の整備をするスタッフが仕上げたという。
「4市交流野球大会」に市代表で出場した選手がボールを投げて、プロが立つマウンドの感触を味わった。浦添小6年の児童(12)は「投げやすかった。プロも使っている土で初めて投げられて、気分が上がった」と話した。
(藤村謙吾)