オーッ！プロ野球選手の“模範スイング”に大歓声　日ハム、野球少年たちに技を伝授　沖縄

　【国頭】1日から国頭村で春季キャンプ中の、北海道日本ハムファイターズ2軍の選手らによる野球教室が12日、かいぎんスタジアム国頭で開かれた。少年野球チームの国頭ファイターズ35人と大宜味結ガッツ18人、国頭中学校野球部8人、大宜味中学校野球部18人の計79人が参加した。プロの技術を学ぶ絶好の機会となった。

　日本ハムからは、古川裕大捕手、有薗直輝内野手、藤田大清外野手、矢澤宏太投手、達孝太投手、畔柳亨丞投手、安西叶翔投手、福島蓮投手、柳川大晟投手が指導に当たった。

　参加者・選手全員でウォーミングアップのランニングや軽い体操、キャッチボールから始まり、内野、外野、投手、捕手の各組に分かれて選手が指導した。捕手はキャッチャーミットの構え方からキャッチング、内外野はゴロやフライの捕球か送球、投手はボールの握りから腕の振り下ろし方など、細かな指導があった。選手と参加者が声を交わすなど和やかに交流していた。

　バッティングでは選手が参加者にボールを投げるトスバッティングが行われ、終盤には選手自ら模範のスイングを披露、球を打つたびにオーッ！と歓声が上がった。

　国頭ファイターズキャプテンの宮城れなさん（奥間小5年）は「プロの選手から直接習う機会はめったにないので、この場を作ってもらいとてもありがたい。プロの選手に上手とほめられうれしかった。もっとがんばって練習を続けていきたい」と話した。

（新城高仁通信員）