受け入れ家庭に感謝　沖縄市でまちなか留学閉会式

　沖縄市のHello World（ハローワールド、野中光代表）が実施している、県内の子どもたちが週末を利用して外国人家庭にホームステイする「まちなか留学」の閉会式が12日、沖縄市の沖縄商工会議所で開催された。年間で約2千人の小中学生が参加している。12日に終了したプログラムには、16グループ計57人が参加し、受け入れ家庭に対してメッセージカードなどを通じ感謝を伝えた。

　子どもを受け入れるホストファミリーは50カ国以上あり、それぞれの家庭で国の文化や生活様式を体験する。

　まちなか留学に参加した生徒（14）は「この週末で英語に慣れることができた。どの単語をよく使うのかなど、勉強だけでは分からないことも学べた」と笑顔を見せた。

　1年ほど前から子どもの受け入れを行っているという中村エリーさん（51）は「週末を利用しながら自分の国の文化を伝えている。週末が楽しくなるし両者にとって非常に良い取り組みだと思う」と述べた。

　（福田修平）