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パイン缶詰生産に貢献 協会が東村の2農家表彰


パイン缶詰生産に貢献 協会が東村の2農家表彰 表彰を受けるパイン生産農家の福島夫妻(前列右)と新城夫妻(前列左)=2月29日、名護市のホテルゆがふいんおきなわ
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 【北部】缶詰原料用パインアップル生産振興奨励事業表彰式(主催・一般社団法人日本パインアップル缶詰協会)が2月29日、名護市のホテルゆがふいんおきなわで開かれ、安定してパインを供給した農家の福島敬之(たかゆき)さん夫妻=東村=と新城(あらしろ)一成さん夫妻=同=が表彰された。
 福島さんと新城さんは国産パイン缶詰の原料を出荷する多量生産出荷者として、商社などからなる缶詰協会から表彰状を手渡された。あいさつで福島さんは「肥料などの高騰で環境は厳しいが、生産を続けていきたい」と述べた。県北部農林水産振興センターの平田功所長は「パイナップルの地域への波及効果は高く、多量生産は努力の結果だ」と祝辞を述べた。 (増田健太)