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MICEプレゼン競う 南城で学生ピッチコンテスト


MICEプレゼン競う 南城で学生ピッチコンテスト 記念撮影をする参加者ら=8日、南城市玉城のガンガラーの谷
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 【南城】ビジネスイベントの総称であるMICE業界の次世代を担う人材を開発する「全国学生ピッチコンテスト JAPAN MICE Challenge」(主催・同実行委員会)が8日、南城市玉城のガンガラーの谷で開催された。国学院大観光まちづくり学部から3チーム、名桜大国際学部から1チームの計4チーム20人が参加した。MICE関係者ら65人も会場に詰めかけた。
 学生らは仮想のMICE主催者である「アジア学会」に対して、日本での国際会議を誘致するためのプレゼンテーションを行い、審査員から質疑応答やアドバイスを受けた。4チームはそれぞれ東京、千葉、福岡、やんばるを開催地として提案。4日間の会議日程の開催会場やプログラムなども発表した。
 審査員は「サステナブルな取り組みはあるか」「雨天時のアクティビティーは何か」などと質問し、学生らは提案内容の魅力をアピールした。参加した名桜大3年の儀保優之助さん(21)は「県外大の学生とプレゼンをするハイレベルな機会だった。やんばるの魅力を伝えられた」と話した。 (上江洲仁美)