八重岳一帯、新緑もえる 31日までまつり 沖縄・本部町


社会
八重岳一帯、新緑もえる 31日までまつり 沖縄・本部町 新緑の下をウオーキングする参加者ら=16日、本部町八重岳中腹
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 第4回もとぶ八重岳新緑まつり(主催・本部まつり実行委員会)が16日、同町桜の森公園を主会場に始まった。31日まで。

 八重岳一帯の緑の自然を通して、心身共にリフレッシュすることがねらい。

 16日のオープニングセレモニーで実行委員らによるテープカットがあり、本部町立渡久地保育所の園児11人による玉割りや遊戯も行われた。4キロの沿道の約7千本のヒカンザクラが新緑になり、かれんで明るい赤色のサクランボも鈴なりに実った。

 八重岳一帯はイタジイなどの柔らかな新芽が芽吹き始め、緑の山並みの新緑もえる季節が到来した。参加者らは自然を満喫しながらウオーキングを楽しんだ。ウオーキングは桜の森公園がスタート・ゴールで、八重岳中腹を折り返す3.2キロコース、八重岳頂上を折り返す5.6キロコースで行われ60人が参加した。

 17日には、ランバイクレースが桜の森公園駐車場であり、2歳児から小学校低学年までの約100人が参加した。ペダルが付いてない自転車で、足を使って地面を蹴りながら走行して競走した。子どもたちの活気あるレースに保護者らの応援もありにぎやかだった。ウオーキングに参加した瀬底小6年の児童は「友達と一緒に楽しく完歩できてよかった」と笑顔で話した。 

(上間宏通信員)