有料

6事業者に優良認定証 糸満地区、適正飲酒推進


6事業者に優良認定証 糸満地区、適正飲酒推進 適正飲酒推進優良事業者の認定証を受けた事業所の代表者(前列)らと糸満地区安全なまちづくり推進協議会副会長の新垣安弘八重瀬町長(後列左から2人目)、糸満署の眞榮城嘉世署長(後列左端)=3月12日、糸満市糸満の糸満署
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【糸満】糸満地区安全なまちづくり推進協議会(会長・當銘真栄糸満市長)は3月12日、保険業や運送業など6事業者に「適正飲酒推進優良事業者認定証」を糸満署で交付した=写真。
 優良事業者のうち、大同火災海上保険は、県内の高校に出向き県警OBの職員による交通安全講習会など、事故を予防する「減災」に取り組んできた。同社営業第二部の島袋康平南部支社長は「認定をきっかけとして社内全体で適正飲酒に向けた動きを広め、会社の魅力向上につなげていきたい」と抱負を語った。
 同協議会副会長の新垣安弘八重瀬町長は「適正飲酒を心がけ地域に良い影響を与えていただき、後に続く企業が増えることを願う」とあいさつし、事業者に認定証を渡した。
 糸満署の眞榮城嘉世署長は、県内では飲酒に絡む事件事故が特に多いことに触れ、「今後とも他の模範となる適正飲酒の取り組みを積極的に推進し、飲酒運転撲滅のための活動へのご協力をお願いしたい」と事業者に呼びかけた。  (西田悠)