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兄弟都市でサッカー交流 沖縄市と大阪・豊中市 米基地からも招待


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【沖縄】沖縄市諸見里の市陸上競技場で3月23日、沖縄市・豊中市ジュニアサッカー交流大会(同実行委員会主催)が開かれた。今回で27回目を迎える同大会は、兄弟都市として提携する沖縄市と大阪府豊中市の交流を深めようと企画された。沖縄市からFC泡瀬、美東FC、美原クラブ、豊中市から緑地フットボールクラブの児童らが参加した。ゲストとして米軍嘉手納基地で活動するディプロマッツを招待した。
 沖縄、大阪、アメリカの児童らは、それぞれのチームの勝利を目指して試合に臨んだ。試合後はサッカー談議の他に、地元の話に花を咲かせた。
 豊中市の児童らは沖縄での滞在期間中、沖縄市から参加したサッカーチームの各家庭でホームステイをした。沖縄の雰囲気を感じてもらおうと、サッカー以外でも親交を深めた。緑地フットボールクラブの中(なか)務(つかさ)大地さん(12)は「沖縄を訪れる機会はめったにないので、友だちができてうれしい」と笑顔で話した。
 実行委員会事務局を務めるFC泡瀬の崎浜秀嗣監督(63)は「子どもたちが今後、両市の交流の起爆剤になればうれしい」と語った。 (名嘉一心)