大型連休の前半となる4月27~29日の3連休は、行楽地では多くの家族連れでにぎわった。新しい観光スポットも登場し、長く親しまれる動物園も盛況。各地で子どもの笑い声が響いた。5月3~6日の4連休も控えていることもあり、遊びながらも、次はどこに行こうかと胸を躍らせていた。
【本部】本部町の海洋博公園内の熱帯ドリームセンターは4月27日から「ひまわり迷路とひまわり展」を開いている。晴れ渡る青空の下、5万本のひまわりで作られた迷路を、多くの家族連れが楽しんでいた。
同29日、母親と一緒に迷路を駆け回っていた子(4)=名護市=は「お花は大好き。楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。 (玉寄光太)
涼も動物も人気
【中部】沖縄市の沖縄こどもの国では4月29日、多くの家族連れでにぎわった。水とみどりの広場では、うだるような暑さの中、多くの子どもたちが涼を求め、水浴びに興じていた。沖縄市安慶田から家族5人で来た一家は「キリンとゾウが大きい。ワンダーミュージアムが楽しみ」と笑顔で話した。(玉城文)
ミニチュア世界に没入
【豊見城】光や音のデジタル空間演出とAR(拡張現実)の技術が融合したミニチュアテーマパーク「Little Universe OKINAWA」(リトルユニバースオキナワ)が4月29日、豊見城市のイーアス沖縄豊崎内にオープンした。異世界に迷い込んだような没入感を味わいながら、「映えスポット」を撮影していた。(嘉陽拓也)
外国人住宅街でフェス
【浦添】4月27日、浦添市港川の外国人住宅街で「Good Old Fes」が開催された。イベントやアパレル業を営む「Alleyoop(アリウープ)」と、同住宅街の店舗が主催し、出店や音楽ライブでにぎわった。
クッキーを食べながらライブを楽しんだ2人の児童(9)はそれぞれ、「プールに行きたい」「遊園地に行きたい」と連休への期待を膨らませた。
(藤村謙吾)