【読谷】沖縄本島各地で貝を調査研究する清野飛翔(つばさ)さん(27)が著した冊子「十の渚 十の色」発売記念のトークイベントが4日、読谷村古堅の民芸・民具専門店りゅうで開かれた。
名護市在住で、知的障がいがありながら3歳から貝に興味を持ち、貝専門家の名和純さんに師事している清野さんが、本島内の「10の海岸」で採取した貝を、うるま市勝連の染色工房花藍舎の宮良千加さんが「10の色」でテーマを決めコラボ展示した。
名護市宇茂佐の児童発達支援と放課後等デイサービス事業所「アトリエみるくやんばる」のスタッフとして、子どもたちに貝の生態を教える清野さんは、収集し描いた貝の絵を見せながら、ツノガイやイモガイなどの生態などについて解説した。
講演で清野さんは「久米島へ調査に行って、固有種のリュウキュウヒダリマキマイマイを観察してみたい。他にも有明海にしかいないシマヘナタリも観察したい」と貝の研究に向ける意欲を語った。(喜納高宏通信員)
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清野さん貝の生態解説 読谷 冊子発売を記念しトーク
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琉球新報朝刊
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