【与那国】与那国町嶋仲自治公民館内の与那国町立図書室で11~31日、同図書室主催の写真展「与那国島に渡ってきた鳥たち」が開催されている=写真。展示写真は、今年で来島歴24年目という神奈川県在住、土方秀行さんが撮影した。
土方さんは2001年から、野鳥を撮影するため毎年、春と秋の年2回、与那国島を訪れている。これまでに多くの島民とも知り合いになったことから「鳥だけでなく島民との再会も島を訪れる楽しみの一つになっている」とのことだ。
与那国島では、北はシベリア、南は東南アジアなどから直接南下、北上する渡り鳥が見られ、ほかの県では見ることのできない珍しい鳥にも出合える。長年、与那国島に通う土方さんの目に映る鳥たちは、昔に比べて数が減っているという。
今回は、10~16日の愛鳥週間にちなんで、計20点を展示。各渡り鳥の説明や撮影時のエピソードも紹介されている。
写真展を見終えた人は「見たことがない鳥や、見たことはあるけど、今日初めて名前を知った鳥がある」と感想を話した。
写真展は、同図書室の開室時間に合わせて見ることができる。 (崎元友紀通信員)
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渡り鳥の生態知って 与那国、31日まで写真展
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琉球新報朝刊
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