【本部】本部町伊豆味の農道沿いで10日、インドネシアからオーストラリア北部原産のマツカサジンジャーの花が赤く咲き始めている。見頃は9月ごろまでと長持ちする。
場所は伊豆味の中心部の水の又地区と親名農道の道沿い。広場や道路敷き、斜面に咲き誇っている。花は地域住民らが協力して約7年前に植え付けた。
花は高さ1.5~2メートルに生育した。花序は長さ10~15センチ、径5~8センチほどの円柱状になっている。茎の先の赤色の苞葉(ほうよう)が松かさのように見える。苞葉の間から出る黄色いものが花になる。これから夏本番に向けて開花のピークを迎えてドライブや観光で訪れる人の目を楽しませる。
涼しい木陰を提供してくれる木々や心をいやす野山の緑などいろいろな植物に出会える。
(上間宏通信員)
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夏間近、赤く咲き誇る マツカサジンジャー、本部町
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琉球新報朝刊
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