【沖縄】シーサーの村づくりを取り組んでいる北中城村の「シーサーで景観をつくる会」(花崎為継会長)が、沖縄市の南桃原自治会(島袋由香会長)に14体のシーサーを寄贈し、その設置入魂式が3日、南桃原公民館公園で行われた。
公園は市管理だが、自治会公民館に隣接。このため日頃は老人クラブ(山内盛宏会長)が中心になって公園の環境美化に取り組み、周縁の丘陵区画には桜を植樹、アジサイ園も整備するなど区民の憩いの広場になっている。
同会は区民ぐるみの緑化活動に賛同し今回、シーサーを寄贈した。村外への寄贈は中城村に次いで2カ所目という。
大きい物で高さ約50センチ。作品は迫力、ユーモア、穏やかと多彩な風貌。公園入り口と公園広場へのなだらかな遊歩道沿いに築造した50センチ~1メートルの台座に設置された。
入魂式にはシーサーの作陶者や老人会、婦人会、青年会、子どもら約30人が出席した。
花崎会長が「福を招く、魔よけのシーサーを守り神として愛してください」とあいさつし、山内会長は「区の魅力をアピールする楽しみなポイントがまた増えた」感謝した。市公園みどり課から祝辞もあった。
(岸本健通信員)
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シーサー14体「設置入魂式」 沖縄市南桃原 「景観つくる会」が寄贈
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琉球新報朝刊
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