【宜野座】人形劇団「かじまやぁ」(桑江純子代表)の公演が1日、松田保育園(久高ケイ子園長)の主催により、松田公民館で開催された。劇団による冒険活劇「チョンダラー」を、松田保育園の園児と松田区の学童100人が鑑賞した。
精巧な約30体の人形、龍や獅子が広い舞台を縦横無尽に駆け巡り、物語は怒涛(どとう)の展開。手から放たれ、宙返りする人形をお互いが受け止めるという「離れ技」も披露され、驚きの連続だ。演じ手は桑江代表と夫の良健さんの2人だけだ。
膨大な運動量にもかかわらず、桑江さんは息切れ一つせず終演後に登場。学童らは大歓声で応えた。
松田小学校3年生の池原颯奏さん、嘉手璃音さん、4年生の宮城唯京さんは「龍の登場や戦闘の場面が面白かった」、神谷雛愛さん(3年)は「宙返りがすごかった」と感想を述べた。
桑江代表は「子どもたちに物語の世界に没入してもらうため、感性を揺さぶる展開を心掛けている。方言のせりふも凝っている。ぜひ、幅広い世代に見てほしい」とあいさつした。
劇団は今後も意欲的に上演を続ける。問い合わせは電話0980(52)8084。 (池辺賢児通信員)
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人形劇に児童ら大歓声 宜野座・松田で「かじまやぁ」
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琉球新報朝刊
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