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民謡や手品で盛り上げ 金城呂介研究所、新春公演


民謡や手品で盛り上げ 金城呂介研究所、新春公演 「新春かりゆし芸能交流の集い」で民謡を歌う金城呂介さん(中央)=浦添市の内間公民館
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 【浦添】金城呂介民謡研究所主催の「新春かりゆし芸能交流の集い」がこのほど、浦添市の内間公民館で開かれた。神田さえ子琉舞研究所と後藤光子民謡研究所の会員が賛助出演した。240人が参加し、民謡や舞踊、手品など14演目を楽しんだ。同研究所は公演後、地域活性化を目的に収益10万円を内間自治会に寄付した。
 舞台はかぎやで風で幕開け。金城さん(84)=写真中央=は、民謡や、沖縄しまくとぅば漫談大会でグランプリに輝いたこともある話芸を生かした手品で盛り上げた。「守礼の邦 沖縄」などオリジナル曲や「てぃんさぐぬ花」を歌い、カチャーシーで締めくくった。金城さんは「久々の公演でとても盛り上がった。年に2回やってほしいと言われた。引き続き地域を盛り上げていきたい」と話した。(藤村謙吾)