【国頭】国頭村体育協会(宮城尚志会長)は11、12の両日、かいぎんスタジアム国頭とふれあい広場で国頭村各字対抗軟式野球大会を開催した。村内から9チームが参加し、予選から決勝戦まで熱戦を繰り広げた。各字の区民らはスタンドから選手を激励し、声援を送った。
決勝は比地・宇良合同チームと奥間チームの対戦となった。三回まで奥間が1点をリードしたが、比地・宇良チームが四回に一挙5点、五回に1点、六回に4点を奪って圧勝した。比地・宇良の合同チームとしては初優勝となった。
比地・宇良チームは高校野球経験者をそろえ、守備・打力で安定した力を発揮した。過去に独立リーグ・石川ミリオンスターズで活躍した神谷塁選手(28)は、初出場でチームの優勝に大きく貢献した。決勝戦でリリーフした際は、北山高校時代の監督で父親の神谷善隆さん(50)とバッテリーを組んだ。息の合ったプレーで会場を沸かせ、2人のプレーにスタンドから激励の声援や熱い視線が注がれた。
同大会は、国頭郡軟式野球大会の選手選考を兼ねており、8月12日~13日、金武町ベースボールスタジアムで開催される郡大会へ国頭村の代表として出場する。
宮城尚志大会長は「郡大会派遣選手に選ばれた皆さんは、国頭村代表としてしっかりと頑張ってください」と閉会式で選手を激励あいさつした。
(新城高仁通信員)
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比地・宇良合同チーム優勝 国頭各字軟式野球 神谷親子バッテリーに熱視線
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琉球新報朝刊
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