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団体客受け入れへ新装 本部・食堂「さかなかなさ」


団体客受け入れへ新装 本部・食堂「さかなかなさ」 海人食堂さかなかなさの新装開店をPRする海生活の具志堅勝文代表(中央)ら=16日、名護市の琉球新報北部支社
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 【本部】本部町でマリン体験ツアーを手掛ける海生活(具志堅勝文代表)が20日、同町渡久地で運営する「海人食堂さかなかなさ」をリニューアルオープンした。屋根付きの屋外座席を新設し、団体客の受け入れが可能となった。
 本年度は、本部町への入域者数がコロナ禍前の年間約500万人に達する勢いだという。一方、同町には団体客が収容可能な飲食店が少なく、同町観光協会の當山清博会長は「食事ができず困っている観光客が多くいる」と話す。具志堅代表は課題解決のため、食堂を改築した。大型観光バスが駐車でき、最大70人を受け入れ可能な屋外座席を新設した。また、これまでの魚料理に加えて、もとぶ牛などのバーベキューも追加した。具志堅代表は「町の発展のきっかけになってほしい」と話す。
 火、水曜日、年始が定休日。営業時間は午前11時半から。 (玉寄光太)