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ミャンマー避難民に衣類 糸満・タムが寄贈


ミャンマー避難民に衣類 糸満・タムが寄贈 「ミャンマー平和創造ネットワーク沖縄エイン」の浦崎暁代表(右)に、島ぞうりや子ども用衣類を寄贈したタムの岩佐重利さん=13日、糸満市西崎町
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 【糸満】内装デザインや看板設計を手掛けるタム(糸満市・伊藝博社長)は13日、混乱が続くミャンマーの避難民を支援する「ミャンマー平和創造ネットワーク沖縄エイン」(浦崎暁代表)に、島ぞうりや子ども用衣類2箱分を寄贈した。
 ミャンマーは3年前の軍事クーデター以降、国内外への避難民が後を絶たない状況だ。タムは、ミャンマー出身の従業員の呼びかけを受け、各従業員が子ども服などを持ち寄り、未利用の商品も加えて寄贈した。
 岩佐重利・取締役営業部長=写真左=は「大変な状況だと感じている。少しでも役に立てば」と話した。浦崎代表=同右=は「避難民は着の身着のまま逃げてきており、日本製の衣類は喜ばれる。企業からのこうした具体的支援は本当にありがたい。しっかり届ける」と応じた。 (岩切美穂)