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カジキ釣り、子の活動支援 石垣島で国際大会 チーム川田優勝


カジキ釣り、子の活動支援 石垣島で国際大会 チーム川田優勝 「チーム川田」の川田広樹さん(中央)とメンバー、舞台出演者や大会関係者ら=12日、石垣市新川の八重山漁港内特設ステージ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【石垣】「第1回石垣島国際カジキ釣り大会 for Children」(八重山ライオンズクラブ主催)が10~12日の3日間、石垣市新川の八重山漁港を主会場に開催された。石垣島から20海里(約37キロ)圏内をエリアとし11、12日に行われたフィッシング競技には島内外から15チームが出場した。初日23キロのバショウカジキを釣ったお笑いタレントの川田広樹さん(ガレッジセール)、2日目に84.5キロのクロカワカジキを釣り上げた西表浩司さんがメンバーの「チーム川田」が優勝した。西表さんは大物賞(岡崎南ライオンズクラブ賞)も獲得、同チームの船長・井戸巌也さんには船長賞が贈られた。
 競技には、石垣・沖縄から7チーム46人、大阪、千葉、愛知、福岡、鹿児島から5チーム32人、台湾蘇澳鎮(スオウチン)から1チーム6人が出場した。大会のアンバサダーに任命が決まっていた川田さんは表彰式で「プレッシャーの中、大会を盛り上げることができてよかった。次の大会も優勝できそうな気がする。連覇を目指します」と話し、会場を沸かせた。
 特設ステージでパフォーマンスを披露し来場者を楽しませたウイングキッズリーダーズ、ダンススタジオの子どもたち、八重山高校郷土芸能部などには、大会収益金を糸数修一大会委員長から活動支援金として贈られた。八重山ライオンズクラブは、子ども食堂、少年サッカー支援など、子どもたちの活動に対し、支援活動を行っている。糸数委員長は「八重山観光漁業の発展と頑張る子どもたちをサポートしたいという思いから大会を企画した。この大会で、子ども支援金として活用していく枠組みをつくることができればと思う」と語った。(島尻修通信員)