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チョウ類20種観察、解説 浦添大公園で初夏の観察会


チョウ類20種観察、解説 浦添大公園で初夏の観察会 ウスキシロチョウの幼虫の食草木ナンバンサイカチを見ながら、幼虫について説明する講師の比嘉正一学芸員(右)と参加者ら=11日、浦添市の浦添大公園
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 【浦添】浦添市の浦添大公園で11日、初夏のチョウ類自然観察会が開かれた。春の時期に園内に生息する約20種のチョウや幼虫、その食草についてNPO法人沖縄有用植物研究会理事の比嘉正一学芸員が解説した。
 ウスキシロチョウの幼虫の食草木で展望台近くにあるナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー)には多くの幼虫や、産卵に来る雌を探しに来る雄チョウが乱舞していて、参加者らは観察を楽しんだ。
 南城市から親子で参加した末吉瞬太郎さん(8)は「オオスジアゲハを観察したい。ウスキシロチョウの幼虫がかわいいので、持って帰って育ててみたい」と話した。那覇市から参加した関口航さん(6)は「シロオビアゲハを捕まえたい」と感想を述べた。 (喜納高宏通信員)