【本部】農業生産法人アセローラフレッシュ(並里康次郎社長)は12日、本部町の谷茶公園で「本部町アセローラまつり2024」を開いた。会場にはアセローラを使った商品が並んだ。心地よい日差しの下、来場者はアセローラの甘酸っぱい味わいに顔をほころばせた。
本部町の特産品アセローラを生産してきた同法人が、昨年初めて開いた祭り。並里社長は今年のアセローラについて、例年に比べて実りが良く、よりおいしい仕上がりとなっているとした上で、「県の代表的な作物にしていきたい」と語った。
宜野湾市から家族4人で訪れた松竹秀弥さん(6)は、アセローラフローズンを飲みながら「オレンジとレモンのような味がしておいしい」と笑顔を浮かべた。
同日は「アセローラの日」で、1999年に町がアセローラの認知度向上を目指して制定した。 (玉寄光太)
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アセローラまつり開催 本部、甘酸っぱい味楽しむ
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琉球新報朝刊