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家族連れ、競り市体験 読谷・都屋漁港 通常の半値


家族連れ、競り市体験 読谷・都屋漁港 通常の半値 セリ市に入札する参加者ら=5月4日、読谷村の都屋漁港
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 【読谷】読谷村漁業協同組合(前泊克昌組合長)は4日、仲買人を入れない一般セリ市を都屋漁港で開催した。連休中で多くの家族連れが参加した=写真。セリ市には、アバサーやガチュン、グルクンなど、10種の魚が1籠100円から競りにかけられ、参加者は通常の半値以下で落札した。
 大きなガーラ(アジ)を800円で落札した恩納村在住の小学5年生の堀内颯人さん(10)は「狙っていたオオマチは競り負けたので、ガーラを落札した。自分で3枚におろして刺し身と、アラを焼いて食べたい」と笑顔で話した。
 前泊組合長は「魚離れしている子どもたちに魚を好きになってほしい。イベントを通じて、新鮮で安く還元できれば良い」と述べた。 (喜納高宏通信員)