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校区在住画家が授業 名護市立稲田小で小林さん


校区在住画家が授業 名護市立稲田小で小林さん 水彩画の学習で、稲田小の児童を指導する小林美子さん=8日、名護市の稲田小学校
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 【名護】名護市立稲田小学校(鎌田登志男校長)で8日、校区在住の水彩画家・小林美子さん(68)を招いて、図工科学習があった。5、6年生を対象にコミュニティー・スクール(CS)の取り組みに関連した地域学校協働活動の一環。
 児童らは描く場所を整えることやパレットの使い方、描く楽しさを学んだ。5年生の比嘉亮都さん(10)は「同じ色でも薄めたり、濃くしたりして色の違いが出て、すごいと思った」と話した。6年生の仲里美羽さん(11)は「いろんな色を混ぜて色を作っていく楽しさが分かった」と感想を述べた。
 指導した小林さんは「母校の後輩に教える夢がかなって良かった。子どもたちの絵の良さを認め、褒めることが大切」と語った。水彩画の指導は他の学年でも予定している。 (玉城武利通信員)