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1年生、デジタル端末学ぶ 名護・稲田小 参観日に6年生が指導


1年生、デジタル端末学ぶ 名護・稲田小 参観日に6年生が指導 デジタル・シティズンシップ教育の一環で6年生から端末の使い方を教えてもらう1年生 =19日、名護市の稲田小学校
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 【名護】名護市の稲田小学校(鎌田登志男校長)で19日、デジタル・シティズンシップ教育の授業があった。デジタル技術の利用を通じて、社会に積極的に関与・参加する能力を身につけることなどが目的。
 授業は「デジタル・シティズンシップ教育に基づいたGIGA開き」と題して、日曜参観日に合わせて実施した。保護者が見守る中、6年生の児童が1年生に端末の開き方や閉じ方、写真・動画の撮り方、アンケート画面へのログイン方法などを伝えた。
 1年生の崎原千聖さん(6)は「お絵描きやポップタイピングが楽しかった。いっぱい使っていきたい」と意欲を示した。6年生の與儀彩輝さん(11)は「教えて楽しかった。みんな上手だった」と笑顔を見せた。鎌田校長は保護者への講話で「情報機器の使い手として、主体的な活動ができる児童の育成を図っていきたい」と話した。 (玉城武利通信員)