有料

区運動会、防災啓発リレーも 名護・宮里 走る前にミニ講座


区運動会、防災啓発リレーも 名護・宮里 走る前にミニ講座 直線かけっこで競い合う子どもたち =4月28日、名護市の大宮小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護市宮里区(比嘉茂博区長)で4月28日、第51回宮里区民運動会が開催された。老若男女の区民約300人が班に分かれ、リレーや綱引きなどで競い合った。パーランクーや楽器を使った応援もあり、会場を盛り上げた。
 区では地域の防災意識を高めようと、昨年、防災障害物リレーを新種目として導入した。今年はリレー前に防災ミニ講座が行われ、クイズ形式で災害時の豆知識を紹介した後、リレーでは講座で紹介された問題が出題された。
 比嘉区長は開会式で「今年は能登半島地震や沖縄でも津波警報の発表があり、改めて啓発活動が必要だと思った」とあいさつした。
 開会式では上原姫菜(りいな)さん(10)、岸本菜々緒さん(10)、徳村あのんさん(7)が「日頃の運動不足を反省し、普段見せない運動量を見せることを誓います」と選手宣誓し、会場は温かな笑いに包まれた。 (武井悠)