【伊是名】伊是名中学校20期卒業生の古希生年祝い実行委員会が、村の人材育成に役立ててほしいと生年祝いの残金10万円を、村立保育所の教材購入費と、村教育委員会の育英事業奨学金運用資金として5万円ずつ寄贈した。2日、実行委の代表2人による贈呈式が伊是名村産業支援センターで行われた。
古希生年祝いは3月23日、同センターで開かれ、その際にも伊是名小学校・中学校と、特別養護老人ホームチヂン園にそれぞれ10万円を贈っていた。
2日、実行委代表の2人は、贈呈式で「故郷での古希祝いを成功裏に終えられたのは、実行委員会の結束と同期生の協力、それに学校訪問・島巡り・会場への送迎・会場設営など、教育委員会の全面的な協力があったからだ」と感謝を述べた。照屋巧教育長と前川栄進・村住民福祉課長は「伊是名中20期生のふるさとや後輩への思いに感謝している。寄付金は人材育成に有効活用したい」などと述べた。
寄付金は生年祝いに参加できない同期生からも多く寄せられ、寄付者は88人で総額56万9千円となった。
(比嘉陽子通信員)
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「人材育成に」と寄付 伊是名中20期生、古希記念
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