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福祉車両「安全運転を」 沖縄市社協が講習会


福祉車両「安全運転を」 沖縄市社協が講習会 リフト付き福祉車両安全運転講習会を受講する参加者ら=22日、沖縄市社会福祉センター
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 【沖縄】沖縄市社会福祉協議会は22日、市社会福祉センターで「リフト付き福祉車両安全運転講習会」を開催した。福祉従事者ら約20人が参加した。講師の福祉車両安全研究会の丸藤翔平氏が登壇し、福祉車両の事故の事例や、安全に使用するための方法などを説明した=写真。
 講演では過去に発生したスリップ事故や、リフト昇降中に車いすの固定方法を誤ったことが原因で利用者が転落し死亡した事故の事例などを紹介した。また送迎中でも、事故を起こした際は運転手が責任を負うことを強調し、福祉車両の正しい使用方法の徹底を呼びかけた。
 丸藤氏は「正しい操作方法が周知されていないことや、送迎は業務範囲外という認識から、運転モラルが低下している可能性もある。今一度職場でも呼びかけてほしい」と訴えた。 (福田修平)